美しい住宅街が広がる筑紫野市や、ベッドタウンとして発展する小郡市・基山町エリア。
「外壁をキレイにしたのに、なぜか家がパッとしない…」
と感じたことはありませんか?
その原因は、見落としがちな雨樋や軒天といった「付帯部」の劣化かもしれません。
私たちプロは、この細部の仕上げにとことんこだわり、家全体の印象と耐久性を高めます。この記事では、あなたの家をワンランク上の仕上がりに導く「付帯部塗装」の重要性とその秘訣を、徹底解説します。
あなたの家が古く見える原因は「付帯部」の劣化かもしれません

外壁や屋根に目が行きがちですが、家の印象と耐久性を語る上で、付帯部は非常に重要なパーツです。まずは、その役割と場所を正しく理解しましょう。
そもそも「付帯部」ってどこのこと?
付帯部とは、外壁や屋根以外の細かい部分の総称です。言わば、家を美しく見せるための「額縁」のような存在。代表的なものには、以下のようなパーツがあります。
雨樋(あまどい)

屋根に降った雨水を集めて、地面に排水する筒状の部材
破風板(はふいた)

屋根の妻側(三角に見える側)の端に取り付けられた板
軒天(のきてん)

屋根が外壁から出っ張っている部分の裏側(天井)
幕板(まくいた)

1階と2階の間などにある、装飾用の帯状の板
それぞれが担う「家を守る」重要な役割
これらの付帯部は、単なる飾りではありません。
例えば、雨樋は雨水を適切に流すことで外壁の汚損を防ぎ、破風板や軒天は屋根の内部に雨風が吹き込むのを防いでいます。付帯部の劣化は、見た目の問題だけでなく、建物の防水性や耐久性に直接影響を与えるのです。
プロはここを見る!付帯部塗装で家全体の価値を高める3つのポイント

プロの塗装業者は、付帯部塗装において常に3つのポイントを意識しています。これは、日当たりや交通量などが異なる筑紫野市や小郡市、筑前町といった地域でも、家の価値を高めるために共通して重要な要素です。
ポイント①【美観】家全体を引き締める「フレーム効果」
付帯部をキレイな色でピシッと仕上げると、まるで絵画の額縁のように、家全体の輪郭がはっきりと引き締まって見えます。
例えば、雨樋や破風板を外壁とは違う濃い色で塗ることで、建物にメリハリが生まれ、モダンでスタイリッシュな印象に。この「フレーム効果」を意識することが、垢抜けた外観をつくる第一歩です。
ポイント②【耐久性】塗装の寿命は「ケレン」で決まる
付帯部塗装でプロが最も時間をかけるのが、古い塗膜やサビを研磨して落とす「ケレン」という下地処理です。
この作業をていねいに行い、塗料がしっかりと密着する土台を作らなければ、どんなに高価な塗料を塗っても数年で剥がれてしまいます。目立たない部分ですが、塗装の寿命を左右する、まさに職人の腕の見せどころです。
ポイント③【塗料選び】外壁や屋根との「耐用年数」を合わせるのが鉄則
「外壁は15年持つフッ素塗料、でも付帯部は7年しかもたないウレタン塗料」では、どうなるでしょう。付帯部だけが先に色あせ、剥がれてしまい、せっかくの美しい外観が台無しになります。
プロは必ず、外壁や屋根に使用する塗料と、付帯部の塗料の耐用年数を合わせます。これにより、全体の美観が長持ちし、次のメンテナンス時期も揃うため、長期的に見て経済的です。
【筑紫野市の施工実例】細部までこだわった、ワンランク上の仕上がり

言葉での説明よりも、実際の事例を見ていただくのが一番です。細部までこだわり抜くことで、お住まいがどのように生まれ変わるかをご覧ください。
筑紫野市美しが丘南|上品なツートンカラーで洗練された印象へ
- 外壁 光触媒コーティング
- 屋根 フッ素遮熱塗料
全体的にぼんやりとした印象だった外壁を、上品なツートンカラーに一新。1階のレンガ調部分は落ち着いたパープルグレーで塗装し、2階は明るいホワイトで仕上げることで、洗練された都会的な印象に生まれ変わりました。外壁には汚れを寄せ付けない「光触媒」、屋根には「フッ素遮熱」を採用し、この美しい仕上がりが長く続きます。
筑紫野市光が丘|雨樋工事で機能も美観もリフレッシュ
- 外壁 光触媒コーティング
- 屋根 フッ素遮熱塗料
- 雨樋工事
経年による汚れやくすみが気になっていた外壁を、明るいオフホワイトの「光触媒コーティング」で一新。特に、劣化が進んでいた雨樋は塗装ではなく新しいものに交換し、防水機能を根本から改善しました。黒い雨樋がアクセントとなり、家全体を引き締める「フレーム効果」も抜群。美観と機能の両方をリフレッシュした好例です。
セルフチェックで早期発見!放置すると危険な「付帯部」の劣化サイン

ご自宅の「細部」を一度チェックしてみましょう。以下のような症状は、家が発するSOSサイン。放置すると、より大きなトラブルに繋がる可能性があります。
【雨樋】ひび割れ・歪み・金具のサビ|雨漏りと外壁汚損の原因に
雨樋にひび割れや歪みがあると、雨水が正しく排水されず、外壁を伝って雨筋汚れの原因になります。また、思わぬ場所からの雨漏りを引き起こすことも。金具のサビは、いずれ金具が破損し、強風時などに雨樋が落下する危険も示唆しています。
【破風板・軒天】塗膜の剥がれ・ヒビ割れ|屋根内部へのダメージの兆候
屋根のフチにある破風板や、軒下の軒天の塗装が剥がれていると、そこから雨水が侵入し、下地である木材を腐らせてしまいます。特に軒天にシミがある場合は、屋根裏で雨漏りが発生しているサインかもしれません。建物の構造に関わる、非常に危険な兆候です。
劣化が激しい場合は「交換」も視野に。塗装だけが選択肢ではない
これらの劣化症状が著しく激しい場合、塗装で補修するよりも、部材そのものを新しいものに「交換」した方が、長期的にはコストを抑えられ、機能性も確実に回復できます。プロによる正確な診断のもと、塗装か交換か、最適なメンテナンス方法を選ぶことが重要です。
まとめ|本当の良い塗装は、細部に宿る

外壁塗装の成功は、壁や屋根の美しさだけで決まるものではありません。雨樋や破風板といった「付帯部」をいかに丁寧に仕上げ、家全体を一つの作品として捉えるか。プロの仕事は、こうした見落としがちな細部へのこだわりにこそ宿るのです。
筑紫野市はもちろん、小郡市、基山町、筑前町で、細部までこだわり抜いた本物の外壁塗装・屋根塗装をご希望なら、ぜひ私たち【月彩(つきいろ)】にご相談ください。あなたの家の価値を最大限に高めるお手伝いをいたします。
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